mini mayfair 1.3i at spi |
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2010年3月23日(火)をもって10年以上ともに過ごしてきたminiとお別れすることになりました。 |
またmini乗りが一人いなくなりましたが、このminiはどこかで生き続けることでしょう。 |
ご覧頂きました皆様、長い間ありがとうございました。このサイトはいまのところ閉鎖する予定はありません。 |
Mayfair SPEC | |
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年式 | '98年('98年3月登録) |
形式 | E-XN12A |
車体No. | SAXXNWAXKWD151208 |
PAINT(ボディカラーコードNo.) | COF(フレームレッド[Flame Red]) |
TRIM(内装飾No.[Vin trim code No.]) | SMJ |
カーエアコンシステム | R134a 冷媒-R134a(HFC134a) オイル-UNIDAP 7 |
製造番号? | 2 B20S 044298A |
ステアリング | 右ハンドル |
全長 | 3,075mm |
全幅 | 1,440mm |
全高 | 1,330mm |
室内長 | 1,640mm |
室内幅 | 1,155mm |
室内高 | 1,120mm |
ホイールベース | 2,035mm |
トレッド(前/後) | 1,235/1,200mm |
最低地上高 | 95mm |
車両重量 | 740kg |
乗車店員 | 4名 |
エンジン形式 | 12A |
シリンダー | 水冷直列4気筒 横置 |
排気量 | OHV8バルブ 1,271cc |
ボア×ストローク | 70.6mm×81.2mm |
圧縮比 | 9.4 |
インジェクター仕様 | 日本国仕様:シングルポイントイン ジェクション(SPi) |
燃料供給方式 | 電子制御燃料噴射装置(TBi)+MEMS |
燃料タンク | 無鉛プレミアム 34リットル |
オイル容量 | 7.3リットル |
点火装置方式 | フルトランジスタ方式 |
排出ガス浄化装置 | O2センサー/三元触媒(モノリス) |
最高出力 | 53馬力(5,000rpm) |
最大トルク | 9.3kgm(2,600rpm EEC) |
変速機形式 | 4速オートマティック |
変速機操作方式 | フロア・チェンジ式 |
変速比:1速 | 2.690 |
変速比:2速 | 1.845 |
変速比:3速 | 1.460 |
変速比:4速 | 1.000 |
変速比:後退 | 2.690 |
変速比:最終低速比 | 3.174 |
ステアリング形式 | ラック&ピニオン |
ステアリング外形/ロック・トウ・ロック | 350/3.1回転 |
サスペンション懸架(前/後) | ウィッシュボーン/トレーリングアーム |
サスペンションバネ形式(前後) | ラバーコーン |
主ブレーキ装置(前/後) | ディスク/リーディング・トレーディング |
制動倍力装置 | 真空倍力式 |
パーキングブレーキ | 機械式後2輪 |
タイヤサイズ | 145/70SR12 |
ホイールサイズ | 4.5B×12inch |
燃料消費率 | 9.7km/l |
MINIは英国で生まれ英国で40年以上も作り続けてきた。そう、MINIは英国車なのである....これは何を意味すると思いますか?それは小さな子供 のように手のかかるクルマなのです。それがMINIの愛される理由であり、今のメンテナンスフリーな国産車にはない魅力がそこにはあるのです。 とまぁ、かっこよく言えばこうなりますが、僕に言わせればただの欠陥車、設計ミス、なクルマです。でもMINIは大好きです。
MINIは1959年にBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション社)という自動車会社から初めて発売され、その後MINIは基本的な構造を ほとんど変えることなく40年間も生産されました。世界中どこを探しても40年を越えて正規に生産され続けた自動車はMINI以外にはありません。
しかし、製造者は度重なる合併、統合、吸収などによりBMCから以下のように名前を変え、最後はドイツのBMW社の傘下となり新型MINIの発売権をBMWにのこし、 旧MINIの生産権は英国企業に10ポンド(\2,000にもみたない額)で売られてしまうという人生を送ることになりました。BMC
(BRITISH MOTOR CORPORATION:1952年)↓BLMC
(BRITISH LEYLAND MOTOR CORPORATION LIMITED:1967年)↓AUSTIN ROVER COMPANY
(オースティン・ローバー社:1982年)↓ROVER CARS
(ローバー・カーズ社:1989年)↓BMW
(ビー・エム・ダブリュー社:1995年)
現実的にはMINIの生産は終了したわけではないが誕生から41周年を迎えその使命を全うし、ヒストリックカー/クラシックカー入りといった扱いを受けてもいい存在なのである。
40年以上に渡って販売されてきたMINI、総生産台数が530万台という脅威的な数字は自動車史に残る金字塔として人々に記憶されることであろう。
私たちは、永遠に貴方を忘れません。ジョン・クーパー氏よ、安らかに…。
20世紀最後のクリスマスイブの朝、MINI乗りにとっては欠くことの出来ない一人の人物が、この世を去りました。彼の名はジョン・クーパー。
彼の死は、現行MINIが生産を終えたばかりのことでした。偶然の出来事かもしれませんが、私は、自分が手がけたミニの最後を見届けてのことのように思えてなりません。ミニの長い歴史の一つが終わりを告げてしまいました。 しかし、彼のスピリットは私たちのミニに息づいているわけであり、よりいっそうミニを盛り上げていきたいと思います。きっと高い空の上で彼がぼくらを見守ってくれていると思います。
享年77歳、心より氏のご冥福をお祈りいたします。