windows95/98/98se setup speed up |
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32GB以上のハードディスクをフォーマットする場合、クラスタサイズは32KBになってしまう。これでは大きいので「16KB」でフォーマットする。
16KBでフォーマットする場合の「セクタ数」は「32」なので「MS-DOSプロンプト」で、format c: /z:32
といった感じだ。
Win98SEの起動ディスクはSCSI接続のCD-ROMドライブも認識できるようになっているので、ATAPIのCD-ROMしか使用しないのであれば1枚にまとめられる。
・ 一枚目の起動ディスクから以下のファイル(17個)を残しそれ以外は削除する。
Io.sys フォーマット時に転送されるシステムファイル(必須) Msdos.sys フォーマット時に転送されるシステムファイル(必須) Command.com フォーマット時に転送されるシステムファイル(必須) Drvspace.bin フォーマット時に転送されるが圧縮ディスクにアクセスするためのファイルなので基本的に不要 Ank16.fnt ANKフォント。日本語表示に必要 Ank19.fnt ANKフォント。日本語表示に必要 Biling.sys 日本語表示と英語表示を切り替えるドライバ(必要) Fdisk.exe ディスクの領域を操作するコマンド(必須) Himem.sys XMSメモリマネージャ(必須) Jdisp.sys 日本語表示に関するドライバ(必須) Jfont.sys 日本語表示に関するドライバ(必須) Jkeyb.sys キーボード関連のドライバ(必須) Jkeybrd.sys キーボード関連のドライバ(必須) Kanji16.fnt 漢字フォント。日本語表示に必要 Oakcdrom.sys ATAPIのCD-ROMドライブ用のドライバ(必須) Config.sys 定義ファイル。 Autoexec.bat 定義ファイル。 「Config.sys」、「Autoexec.bat」は以下のように書き換えます。* Config.sysdevice=himem.sys
buffers=20
files=60
dos=high,umb
lastdrive=z
DEVICEHigh=BILING.SYS
DEVICEHigh=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEHigh=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICEHigh=JKEYB.SYS
device=oakcdrom.sys /D:mscd001
* Autoexec.batmscdex.exe /d:mscd001 /l:q
・ 二枚目は「Ebd.cab」ファイルを解凍し、以下のファイル(6個)を一枚目のディスクにコピーする。
Edit.exe デキストエディタ(必須) Format.com ディスクをフォーマットするコマンド(必須) Mscdex.exe CD-ROMドライブを扱うのに必要 Scandisk.exe ディスクのチェックを行うプログラム(必要) Sys.com システムを転送するコマンド(必須) Chkdsk.exe ディスクをチェックするプログラム(必要)
ハードディスクを2つのパーティションに切り、拡張領域の方に「win98」フォルダをフォルダごとコピーする。CD-ROMドライブは必要なく、 ハードディスクと起動ディスクだけでインストールできる。
起動ディスクで起動したらcd d:\win98
setup.exe
と、それぞれ「Enter」を押しながら入力していく。
「setup」コマンドはいろいろなオプションスイッチがあり、インストール時間を短縮することができる。
/ie 起動ディスクを作成しない /im コンベンショナルメモリの内容を確認しない /is スキャンディスクを実行しない /iv セットアップ中の右画面おしらせを表示させないようにする /nr レジストリチェックを行わない /T:(一時ディレクトリ名) 一時フィルをコピーするディレクトリを指定する
例えば、「起動ディスクを作成せず、セットアップ中の右画面のお知らせを表示させない」ようにインストールしたい場合は、setup /ie /iv
といった感じだ。
/STATUS ハードディスクの状態(区画情報)表示 /X 拡張ディスクアクセスを無効にする。アクセスエラー時に使用。 /MBR MBRを修復する(他のOSで破壊したら修復可能) /FPRMT/td> FAT32にする /PRI:n nMバイトの基本区画を作成 /EXT:n nMバイトの拡張区画を作成 /LOG:n nMバイトの論理ドライブを作成