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以下の作業は失敗すると大事故につながる可能性がありますので自己の責任で慎重に行ってください。




ユーザー車検 6

12. ヘッドライトテスタ、排気ガステスタ

ヘッドライトテスタは車を停止させる位置が微妙で、きちんとした位置に止めないとテストが始まりません。このように右側に電光表示器があります。これを見ながら「停止線」、「前進」、「ストップ」、「後退」、「駐車ブレーキをひく」の中の「ストップ」が点灯する位置まで車を動かします。
「ストップ」の位置で停止できたら「駐車ブレーキをひく」が点灯するのでシフトレバーを「P」又は「N」にしてサイドブレーキを引いてヘッドライトを点灯し「上向き」にします。そうするとこのようにヘッドライトテスタ(水色矢印部分)が横から自動的に車の前に動き出し左右のヘッドライトをテストします。
ヘッドライトテスタをしている間に排気ガステスタも同時にやります。車から外へ出ると後方にこのような排気ガステスタ機(矢印部分)があります。
排気ガス規制についてですが、マフラーからでる排気ガスの中に有害とされている一酸化炭素:CO、炭化水素:HCがどれだけ含まれているかを検査し、規定以上の数値が出ると不合格になります。既定値は年式によって違っていて以下のようになっています。
  年式 規定値 備考
 10年規制前対象車  昭和53年〜平成10年10月1日に製
 造の車
 CO:4.5%以下
 HC:1200ppm以下
 平成11年9月1日までの継続製造車も
 10年規制前対象車とする
 10年規制対象車  平成10年10月2日以降に製造の車  CO:1.0%以下
 HC:300ppm以下
-
(継続製造車とは、例えば10年規制前対象車と全く同じ構造の車が平成10年10月1日以降にも引き
続き製造された車のことをいう。平成11年式でも10年規制前対象車の場合があるということ。)
排ガステスタ機本体にはこのようにボタン(黄色四角部分)がA〜Fと6個あります。
ボタン部分の拡大はこちら[jpg(69kb)]です。
注意:「このページは準備中です」という新しいウィンドウが立ち上がって画像が表示されないときは、 新しいウィンドウのURLアドレス欄をクリックし「Enter」キーを押すと画像が表示されます。 それでも画像が表示されない場合は、URLをコピーして新しいウィンドウを立ち上げてURLを貼りつけてアクセスしてください。
ボタンの種類は以下のようになっていて、最初から「A」ボタンが選択されている状態なので「4サイクルエンジンで10年規制対象車」の方はボタンを押さなくて良いそうです。
 Aボタン  4輪車の4サイクルエンジ
 ンで10年規制対象車
 吸入=>圧縮=>燃焼=>排気と4つの工程で動か
 しているエンジン
 普通乗用車等
 Bボタン  特殊エンジン  ロータリーエンジン等  特殊車両
 Cボタン  4輪車の4サイクルエンジ
 ンで10年規制前対象車
 吸入=>圧縮=>燃焼=>排気と4つの工程で動か
 しているエンジン
 普通乗用車等
 Dボタン  2輪車の4サイクルエンジン  吸入=>圧縮=>燃焼=>排気と4つの工程で動か
 しているエンジン
 新しい年式の2輪車等
 Eボタン  2輪車の2サイクルエンジン  吸入+圧縮=>燃焼+排気と2つの工程で動かして
 いるエンジン
 古い年式の2輪車等
 Fボタン  (設定なし) - -
ボタンの下になにやら紙が貼ってありました。拡大するとこちら[jpg(127kb)]です。書いてある内容は以下です。
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ガソリン車の排ガス試験機

設定変更のお知らせ


  ガソリン車の排ガス規制については、53年アイドル規制から新基準10年アイ

 ドル規制へ規制強化されてから5年を経過し、検査車両のうち新規制車が過半数を

 占めるに至っており、受験者の方にはその都度選択ボタンで選択を御願いしていた

 ところです。

  この度、検査法人の排ガステスターすべてが新基準適用に移行できたことから新

 基準排気ガス規制を標準設定に変更することと致します。


 平成17年2月
より、旧基準アイドル規制車受験時C選択ボタンを選定して受験

 して頂くよう御願いします。


 A選択ボタンは新基準アイドル規制車用となり、旧基準車がそのまま受験すると新

 基準により判定されます。


 排ガス記号が1ケタ
又は無い車はCボタンを押すようにして下さい。(貨物自動車
 等のGA、GB形式も含む) 不明な点は、検査官までお知らせ下さい。

 1.乗用自動車等で形式の頭がA−、B−、C−、E−車の方

 2.貨物自動車等で形式の頭がH、J、L、M、R、T、V、Z、GA、GBの車両

自動車検査独立行政法人

中部検査部検査課

僕のMiniは10年規制前対象車(型式番号:E-*****)なので「C」ボタンを押します。実はこのときかなり焦っていてCボタンを押さないでAボタンの状態でテストをしてしまいましたが、難なく合格してしまいました。
ボタンを押すとこのように電光表示器の「プローブいれる」が点灯します。
「プローブ」とはこれで、テスター機本体の近くにこのように置いてあります。向かって右側が第2コース検査ライン用のプローブで左が第1コース検査ライン用のプローブです。プローブのカゴにも押しボタン(青色矢印部分)がありますが、先ほど押した本体側のボタンと連動していますのでどちらかを押せば良いとのことです。
プローブの先がこのようにあります。これをマフラーに60cmほど(青色線ぐらい)まで入れます。
このように手で突っ込みます。
電光表示器が「検査中」となりテストが始まりしばらくすると結果が表示されます。そして「プローブはずす」と点灯するのでプローブをマフラーから外して最初にあった所へ戻します。
ヘッドライトテストが終わっていれば電光表示器にテスト結果が点灯しています。「記録して前へ進む」と点灯しているのを確認して検査票を記録器に差し込んで記録します。
ヘッドライトテスタと排気ガステスタの結果が印字されているのを確認したら前へ進みます。